嫌いな人・苦手な人を許す方法〜広い心を持つとゆとりができて楽になれる〜

人間って誰しも嫌いな人や苦手な人がいるものですよね。

 

何か嫌なことをされたからという理由で嫌いになることもあれば直接の原因はよく分からないけどなんとなく苦手とかもあります。

 

人を嫌いになる理由はそれぞれ違うと思いますが、共通して言えることは「人を嫌いになると、自分の気分も悪くなる」ということでしょう。

 

嫌いな人や苦手な人がいなければいいのですが、残念ながら人間は好き嫌い・得意苦手がハッキリと分かれてしまうので、自然と嫌いな人や苦手な人が出来てしまいます。

 

それでもなんとかして嫌いな人や苦手な人を受け入れたいものですよね。

 

嫌いな人と一緒にいると、自分も嫌な気持ちになるし、精神衛生上も良くないです。

 

・どうしても許せない人がいる

・嫌いな人がいるけど好きになりたい

・苦手な人とも仲良くなりたい

・嫌いではないけど話しづらい人がいる

 

こんな人に向けて嫌いな人・苦手な人を許す方法について書いていきます。

 

是非参考にしてみてください。

 

嫌い(苦手)な原因を解明することから始める

 

まず考えるべきなのは、自分はなぜその人が嫌いなのか、という点です。

 

対処法を考えるには原因解明が必要です。

 

何か嫌なことをされたとか何となく話し方が気にくわないとか、いろんな理由はあると思います。

 

でも、まず大事になるのは、なんで自分は相手のことが嫌いなのか、をはっきりとさせることです。

 

自分の気持ちを変えることはなかなかできないので、嫌いな人を受け入れるには相応の努力や対応策をやらなければなりません。

 

嫌いな原因がさっぱり分からない、という状態では対応策を考えようがありません。

 

嫌いな原因をいろいろ見つけて、それに合った対策をとることで徐々に苦手意識を克服できるようになります。

 

もしもその対策が効果なく終わってしまったのなら、また他の方法を考えたりすればいいのです。

 

なにも対応策が浮かばないなら友人に相談するのがいいです。

 

でも、友人に相談するにしても結局はなぜその人のことが嫌いなのか、どこが嫌いなのか、を知らなければ相談になりません。

 

というわけで嫌いな人を許すためにはまず最初にその人の何が気に入らないのか、なんでその人が嫌いなのか、を考えてはっきりさせましょう。

 

相手のことを知る努力をする

 

例えば何か悪口を言われたから嫌いになったケースを考えます。

 

この場合、その人はどういうつもりで悪口を言ったのでしょう。

 

貶めるため、場を盛り上げるため、悪口を言われたから言い返した、悪口とは思っていなかった。

 

いろんな理由は考えられますが、何にせよまずは相手の意図を知る必要があります。

 

相手の意図と自分の理解がすれ違っていた、という場合もあります。

 

相手は本当は優しい人で善意でやっていたのにそれに気付かなかったということも考えられます。

 

相手のことを受け入れたいのであれば、まずは相手の性格や特徴、行動パターンについて理解しないといけません。

 

自分が相手のことを理解して初めて相手のことを認められます。

 

嫌いな人を許すために相手のことを理解できるようにしてみましょう。

 

一旦距離を置いてみると受け入れられる

 

ある人が嫌いだったのに時間が経つといつのまにか何とも思わなくなった、ということはしばしば起きます。

 

小学生の頃は嫌いだったのに、大人になって久々に同窓会で会うとすごく話が盛り上がったりすることがあるんです。

 

ここから言えるのは、その人と距離を置いたことによって、だんだん嫌なことも忘れて許せるようになる、ということなんです。

 

嫌いな人と同じ空間にいるとどうしてもその人のことが気になってしまいます。

 

そうすると、その人を意識し続けることにより「嫌いだ」という思いが自分の中で強化され、既成事実として定着してしまいます。

 

一旦「嫌いだ」という思いが定着してしまうと、あとはその気持ちが加速することはあれど無くなることは滅多にありません。

 

そうなってしまうと、嫌いな人を許して受け入れるなんてこと出来ませんよね。

 

そんなときは、少しの間だけその人と距離を置いてみると、「嫌い」という感情を忘れて時間が経つうちに苦手意識が薄れていきます。

 

なので、嫌いな人を許す方法として、一旦その人と距離を置いてみる、時間が経ってからまた話をしてみる、というのをお勧めします。

 

時間が経つと自分の感情や思いもどんどん変わっていきますし、他の出来事で嫌な気持ちもだんだんと薄れていきます。

 

自分が成長して心が広くなったおかげで許せるようになる、ということもありますのでちょっと時間と距離を置いてましょう。

 

自分の気持ちに正直になってみる(開き直る)

 

もはや自分はその人のことが嫌いなんだ、と開き直るのも一つの手です。

 

どうしても好きにはなれない、でもその人と関わらないといけない。

 

そんなときは、素直に嫌いなんだという気持ちで付き合っていくことも考えるべきです。

 

無理やり話しが盛り上がるようにしなくても、知らない人と世間話をしているんだ、というような感覚で話をすればいいのです。

 

もちろん、それによって相手が嫌な気持ちになってしまうかもしれません。

 

でも、世間話程度でも全く関わらなくなるよりもいいかもしれません。

 

たいした話でなくとも、会話の流れから共通点や共感できるところが見つかるかもしれません。

 

もしかすると自分が相手のことを誤解していただけなのかもしれない、と気付くかもしれません。

 

この人案外良い人なんだな、と相手の本当の姿を知れるかもしれません。

 

いずれにせよ、まずは嫌いな人であっても接点がなければ何も生まれません。

 

かかわり合いを持つとしても、嫌いな人と無理やり仲良くしようと思う必要はないです。

 

むしろ、今は嫌いなんだから嫌いなことは認めてそのままの形で付き合っていればいいのです。

 

そうすると、今まで見えなかったことが見えてきたりするので、そうなればそのときに改めてもっと仲良くなれるようにすればいいのです。

 

まずは自分の気持ちに嘘をつかず、ありのままで接していくことが大事です。

 

いろんな人と話をしてみる

 

出来るだけ多くの人と話をしてみてください。

 

どんな話でもいいので、たくさんの人の考え方に触れるんです。

 

人を嫌いになるときの原因の多くは、価値観の違い、によるものです。

 

価値観や考え方にズレが生じてしまうとなかなかその人と上手くやっていくことが出来ません。

 

無理に合わせようとすると自分の精神に負担をかけてしまいます。

 

でも、だからといって相手を排除したくはない。

 

そんな人は、他の人といろんな話をしてみてください。

 

注意点はできるだけ多くの人と話すことです。

 

できることなら他国の人と話ができるといいかもしれません。

 

多くの人と話していると、様々な価値観や考え方に触れることができます。

 

そうしていくうちに、自分の中にある決まりきった思考が変化していきます。

 

そうすると、だんだんと考え方が柔軟になり、今までは受け入れられなかったような意見も受け入れることが出来たりします。

 

なので、嫌いな人と話をしていて、「こいつとは合わないなぁ」とか思っても、他の人と話をしていくうちに自分の中で変化が起きて、嫌いな人の考え方も許容できるようになるかもしれませんよ。

 

ゲームだと思い込んで接してみる

 

嫌いな人との接し方を工夫してみましょう。

 

その一つの例が、ゲームを攻略する、という考えで接してみるという方法です。

 

ゲームのモブキャラと話す時って何も感情湧かないですよね。

 

すごく嫌なことを言ってくるキャラがいても、「あっそ」くらいで簡単に流せると思います。

 

それと同じように現実にいる人間もゲームキャラだと思い込んで接すると、人間関係がスムーズになったり、無駄にイライラとムカつきながら話をすることも無くなったりします。

 

ゲームだと思ってしまえば些細なことを気にすることなく会話が出来るので、気が楽になりますし、特段苦手意識を持つ必要もなくなります。

 

「これはゲームなんだ」と強く言い聞かせてから嫌いな人と会話をすることで、相手のことを強く意識したり、苦手意識を持ってしまう自分が情けなく思ってきます。

 

無駄に考えすぎることなく、楽な気持ちで接するためにも、ゲームだと思い込んで会話するのがおすすめです。

 

 

嫌いな人・苦手な人を許す方法の紹介でした。

 

嫌いな人がいて困ってる、苦手なんだけど上手に関わり合いたい、と思っている人は是非参考にしてみてください。

 

以上です!!

 

ありがとうございました!!

 

それでは、また来てねー^^